【日本シリーズ2025】工藤公康氏が始球式に登場！元ソフトバンク監督が語る「全然違う雰囲気で緊張」

福岡ソフトバンクホークスの黄金期を築いた名将・工藤公康氏（62）が、「SMBC日本シリーズ2025」第1戦（みずほPayPayドーム）で始球式を務めた。

会場には多くのファンが詰めかけ、久々にマウンドに立つ工藤氏の姿に大きな拍手が送られた。

【始球式の映像はこちら】：動画を見る

工藤公康氏は2015年から2021年まで、福岡ソフトバンクホークスの監督を務めた。その間にチームを5度も日本一へ導き、まさに「優勝請負人」として知られた存在だ。

今回の始球式では、監督時代と同じ背番号「81」のユニフォームを着用。現役時代を彷彿とさせる力強いフォームでボールを投じた。高めに抜けた一球ではあったが、会場は温かい笑顔と歓声に包まれた。

「全然違う雰囲気で緊張しました。現役の選手たちの気持ちを思い出しましたね」と語る工藤氏。その言葉からは、野球への深い愛情と誇りがにじみ出ていた。

始球式の後、工藤氏はホークス球団会長の王貞治氏と笑顔で握手。二人の再会シーンは、長年ホークスを支えてきた“レジェンド同士”の絆を象徴するようだった。

観客席からは「おかえり、工藤さん！」という声も上がり、ホークスファンにとって忘れられない時間となった。

工藤監督時代のホークスは、まさに黄金期を迎えていた。投手力と守備力を重視し、チーム全体が一枚岩となって勝利を重ねた。

特に2018年から2020年にかけての3連覇は、球史に残る偉業。彼の戦略的な采配と選手との信頼関係が、数々の名勝負を生んだ。

その中で育った若手選手たちは、今もチームの中心として活躍している。今回の始球式でマウンドに立つ工藤氏を見つめる現役選手の表情にも、敬意と感謝がにじんでいた。

「SMBC日本シリーズ2025」第1戦は、注目の大一番。みずほPayPayドームには独特の緊張感と熱気が満ちていた。
試合開始前に行われた工藤氏の始球式は、まさにシリーズ開幕にふさわしい華やかな演出。ファンの心をひとつにする象徴的なシーンとなった。

動画でも、その空気感が伝わってくる。
→ 【こちらで映像をチェック】：https://youtu.be/bB4Twgymv3w?si=EcLjwM6PhCbpJ9Oz

SNS上では、工藤氏の登場に対して多くのコメントが寄せられた。
「やっぱり工藤さんがホークスの象徴」「この姿を見られて感動した」「背番号81を見ると泣ける」など、称賛と感動の声があふれている。

中には「もう一度監督として戻ってほしい」という声もあり、ファンにとって工藤氏の存在がどれほど大きいかを改めて感じさせる瞬間となった。

始球式を終えた後も、工藤氏は記者陣に対し「野球というスポーツが多くの人をつなげてくれる。その力を改めて感じました」と語った。
監督としての手腕だけでなく、野球文化を次世代へと伝える姿勢も、彼の魅力の一つだ。

彼の投じた一球は、単なるセレモニーではなく、ホークスとファン、そして日本野球への感謝を込めた“メッセージボール”だった。

日本シリーズ2025の幕開けにふさわしい、心温まる始球式。
工藤公康氏の投球には、これまでの栄光、苦難、そして未来への希望がすべて詰まっていた。
野球ファンにとって、この瞬間は永遠に記憶に残るだろう。

【始球式の映像をもう一度見る

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